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【新人エンジニア向け】1年目を乗り切るためのアドバイス

2023-05-12

新人エンジニアキャリアアドバイスコミュニケーションスキル

こんにちは!私は、現在SIerでバックエンドエンジニアとして働き始めて1年が経過した者です。今回は、この1年間での経験をもとに、1年目に直面する壁や乗り越え方について、新人エンジニアとの目線の近さを活かしてアドバイスを提供したいと思います。

1年目のエンジニアとしての経験を振り返り、新人エンジニアが直面するであろう課題や悩みについて共有します。具体的には、コミュニケーションの難しさ、技術的な課題への取り組み方、仕事の効率化や優先順位の決定方法など、さまざまなトピックに触れます。

この記事を通して、新人エンジニアが1年目をスムーズに乗り切るための具体的なアドバイスを提供できることを目指します。自分の経験や実践で得た知識を共有し、皆さんのエンジニアとしてのキャリアに役立てていただければ幸いです。

目次

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1. コミュニケーションについて

コミュニケーションは、エンジニアにとっても重要なスキルの一つです。新人エンジニアとして、どのようにコミュニケーション能力を向上させることができるのか、私が感じた壁とその乗り越え方を共有します。

詰まった際の伝え方

問題に詰まった際に、その状況を上司や先輩に適切に伝えることが難しい場面があります。特に駆け出しの場合、「わからないところがわからない問題」があり上手く文章化して伝えることが難しいと思いますが、伝え方が適切でないと相手に誤解を与えたり、解決に時間がかかってしまうことがあります。

私は元々文章能力があまり高くなかったので長々と分かりにくい文章だったり短すぎて上手く伝わらず、質問への質問をされてしまうことが多くありました。

対策: 結論から伝える、やったことを伝える

まずは、結論から伝えることが重要です。問題の本質や要望を明確に伝えることで、相手が理解しやすくなります。また、これまでにやったことや試したことを伝えることで、相手が状況を把握しやすくなります。

また、箇条書きを活用することも意識すると良いでしょう。

意見や質問を積極的に発信することの難しさ

新人エンジニアは、意見や質問を積極的に発信することが難しい場面があります。自分の意見や質問が他人に迷惑をかけるのではないかと考えてしまうことが原因で、結果的に情報共有が進まず、問題解決に時間がかかってしまうことがあります。

特に私は人の目を気にしてしまう性格のため、「今話しかけたら迷惑だな」「少しピリピリしているから話しかけにくいな」‎といった感じで自分で解決しようとし、結局無駄な時間を過ごしてしまうといったことがありました。

対策: 質問を控えることが逆に迷惑をかける場合があると理解する

質問や意見を控えることで、逆に迷惑をかけることがあることを理解しましょう。タイミングを見極めて適切なタイミングで質問や意見を伝えることが大切ですが難しいとは思います。定例のミーティングや個別の相談時間が設けられている場合はチャンスですので積極的に質問や意見を伝えましょう。

チャットツールを用いたコミュニケーション

チャットツールを用いたコミュニケーションは、リアルタイムでの反応が取れないことがあり、相手の感情や状況を把握しづらい場合があります。そのため、メッセージがスルーされているのか、理解されているのかが判断しにくいことがあります。

返信をしてくれる方や、リアクションで「👀」や「🙆‍♂️」等の何かしらの反応を示してくれる方も多くいますが、全員がそうではありません。「見てくれただろう」で放置をしていると実は伝わっていなかったということも少なくはありません。

対策: リアクションがある場合は活用する。リアクションがない場合はスルーされている場合があるからリマインドする

チャットツールでのコミュニケーションでは、リアクションを活用しましょう。リアクションがある場合は、相手がメッセージを理解していることがわかります。もしリアクションがない場合は、スルーされている可能性があるため、リマインドして確認しましょう。

これらの対策を実践することで、コミュニケーション能力が向上し、チーム内での円滑なコミュニケーションが期待できます。新人エンジニアとして、積極的にコミュニケーション能力を磨いていくことが大切です。

2. タスク管理と時間管理について

新人エンジニアは、タスクの整理や優先順位付けが難しいことがあります。また、業務内での効率的な時間の使い方が難しいことがあります。タスク管理と時間管理のスキルを向上させることで、エンジニアとしてのキャリアをより充実させることができます。

タスク管理ツールを活用し、タスクを細かく分割する

タスク管理ツールを活用して、タスクを一覧化し、期限や優先度を明確にすることが大切です。また、タスクを細かく分割することによって目標を達成するためのやるべきことを明確にさせることも大切です。進捗状況を随時更新し、他のチームメンバーと共有することで、効率的なタスク管理が可能になります。

タスクを優先順位別にリスト化し、集中して取り組む

効率的な時間の使い方を身につけることが大切です。具体的には、タスクを優先順位別にリスト化し、高い優先度のタスクから集中して取り組むことが効果的です。また、定期的に自分の作業状況を見直し、タスクの進捗や今後の予定を調整することで、時間をより有効に活用できます。

これらのポイントを意識し、タスク管理と時間管理のスキルを向上させることで、エンジニアとしてのキャリアをより充実させることができます。

3. コードリーディングとドキュメントの読み方を学ぶ

エンジニアとして働くと、他人の書いたコードや公式ドキュメントを読む機会が多くなると思います。効率的なコードリーディングとドキュメントの読み方を身につけることで、知識の吸収速度を上げることができます。

コードリーディングの練習を積む

他人が書いたコードを読む際、最初は理解が難しいことがありますが、練習を積むことで徐々に慣れていきます。具体的には、設計書と照らし合わせながらチームメンバーが書いたコードを読み、処理の流れやコーディングスタイルを理解しましょう。

業務内のソースコードの中には、まれに綺麗ではないソースコードも存在するため、オープンソースプロジェクトのコードを読むこともおすすめです。

ドキュメントの読み方を学ぶ

ドキュメントは、開発において重要な情報源です。効果的にドキュメントを読むためには、まず目的を明確にし、その目的に沿って情報を探すことが大切です。また、公式ドキュメントだけでなく、関連するブログ記事やフォーラムの投稿も参考にすることで、より深い理解を得ることができます。

実践を通じて理解を深める

コードリーディングやドキュメントの読み方を学んだ上で、実際に手を動かして理解を深めましょう。具体的には、学んだ知識を用いて実際のプロジェクトに取り組むことで、理論と実践のギャップを埋めることができます。

コードリーディングとドキュメントの読み方を学ぶことで、新人エンジニアはより効率的に知識を吸収し、エンジニアとしての成長を加速させることができます。

4. まとめ

この記事では、新人エンジニアが1年目に直面する壁や乗り越え方について、私自身の経験をもとに具体的なアドバイスを提供しました。コミュニケーションの難しさや技術的な課題への取り組み方、仕事の効率化や優先順位の決定方法など、様々なトピックについて触れました。

新人エンジニアは、積極的にコミュニケーション能力を磨いたり、タスク管理と時間管理のスキルを向上させたり、コードリーディングやドキュメントの読み方を学ぶことで、エンジニアとしてのキャリアを充実させることができます。

私の経験や実践で得た知識が、皆さんのエンジニアとしての成長に役立てば幸いです。最後に、お互いに助け合いながら、日々の業務を通じて成長し続けましょう。